子供の口呼吸は何科に相談?ぽかん口・口唇閉鎖不全の原因と対応

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テレビを見ているとき、寝ているとき、お子様の口がぽかんと開いていませんか。この「ぽかん口」は、歯科では口唇閉鎖不全(こうしんへいさふぜん)と呼ばれる状態です。

気にはなっているものの、すぐにでも受診した方がよいのか、様子を見てよいのか、判断がつきにくいという方もおられるのではないでしょうか。当院にも、保護者の方から次のようなご質問がよく寄せられます。

成長すれば自然に閉じるのでは?」「そもそも歯医者と耳鼻科、どっちに行けばいいの?」「市販の口を閉じるテープを使っていいの?」と、いろんな悩みがあるようです。

この記事では、子供の口呼吸とぽかん口について、原因の見分け方、歯科と耳鼻咽喉科の使い分け、そして歯科でできることを、国内外の調査データをもとに整理して解説します。

監修:中田 稜なかた りょう先生 アップル歯科八尾 院長

この記事の結論

  • 子供のぽかん口は口唇閉鎖不全と呼ばれ、日本の3〜12歳を対象とした調査では約3割に見られたと報告されています
  • 年齢が上がるほど割合が高くなる傾向が報告されており、「待っていれば閉じる」とは言い切れません
  • 原因は大きく①鼻の問題 ②お口の周りの筋肉や癖 ③歯並び・骨格の3つに分けて考えます
  • いつも鼻がつまっている、いびきをかく、といったサインがあるときは先に耳鼻咽喉科のご相談をお勧めします
  • お口の機能を育てる治療(口腔機能発達不全症の管理・訓練)は保険診療で始められます。矯正装置による歯並びの治療は保険の対象外です
  • 日本小児歯科学会は「機能を育てる治療=矯正治療ではない」として、まず機能へのアプローチからと示しています
  • 市販の口を閉じるテープは、鼻がつまっている状態では適していません。原因の見極めが先です

子供の口呼吸・ぽかん口とは?「口唇閉鎖不全」という状態

ぽかん口は3〜12歳の約3割に見られる

安静にしているときに上下の唇が自然に閉じず、口が開いたままになる状態を、歯科では口唇閉鎖不全といいます。いわゆる「ぽかん口」「口ぽかん」のことです。

これは決してめずらしいことではありません。日本全国66の小児歯科診療所で3〜12歳の3,399名を対象に行われた調査では、全体の30.7%に口唇閉鎖不全が見られたと報告されています。

つまり、およそ3人に1人。「うちの子だけ?」と心配される保護者の方が多いのですが、同じ状態のお子様は少なくありませんのでまずは深く心配なさらないでください。

※この調査は保護者への質問紙によるもので、専門家が全員を直接診査したものではありません。また一時点での調査のため、原因と結果の関係を示すものではありません。

ぽかん口子供

日本全国66施設で3〜12歳の小児3,399名を対象に調査した結果、口唇閉鎖不全の割合は全体で30.7%であり、年齢が上がるにつれて有意に増加した(p<0.001)。地域差は認められなかった。(※引用元要約)

年齢とともに自然に閉じるとは言い切れない

ぽかん口は「小さいうちだけで、大きくなれば閉じるようになる」と考える方も多いようですが、同じ調査では年齢が上がるほど口唇閉鎖不全の割合が高くなる傾向が示されています。

3歳では19.0%だったものが、12歳では39.7%と報告されています。もちろん個人差があり、成長とともに閉じるようになるお子様もいます。ただ「様子を見ていれば必ず閉じる」とは言えないということは、知っておいた方が良いかもしれません。

気になったときに一度確認しておく、というくらいの気持ちで構いません。

年齢別|口唇閉鎖不全が見られた子どもの割合

3歳
19.0%
19.0%
4歳
22.6%
22.6%
5歳
28.3%
28.3%
6歳
27.5%
27.5%
7歳
27.5%
27.5%
8歳
33.6%
33.6%
9歳
36.6%
36.6%
10歳
37.3%
37.3%
11歳
36.6%
36.6%
12歳
39.7%
39.7%

※横棒の長さは、その年齢の子ども全体に対する割合を表しています。5〜7歳ではほぼ横ばい、10〜11歳ではわずかに下がっており、一直線に増えていくわけではありません。ただし全体としては、年齢が上がるにつれて統計的に有意に増加したと報告されています。

年齢別の口唇閉鎖不全の割合は、3歳19.0%、4歳22.6%、5歳28.3%、6歳27.5%、7歳27.5%、8歳33.6%、9歳36.6%、10歳37.3%、11歳36.6%、12歳39.7%であり、年齢の上昇に伴う増加は統計的に有意であった(p<0.001)。(※引用元要約/上記グラフの数値はこの調査に基づく)

子供の口呼吸が続くと、お口に何が起きるのか

歯並び・咬み合わせへの影響

唇が閉じていない状態が続くと、唇から歯に伝わる力のバランスが変わります。また舌の位置が下がりやすくなり、下の前歯を押す力がかかりやすくなると言われています。

大阪大学の研究グループが3〜6歳の503名を対象に行った調査では、口唇閉鎖不全があるお子様は、不正咬合(歯並びや咬み合わせの乱れ)が見られる割合が約1.8倍だったと報告されています(オッズ比1.838、95%信頼区間1.189〜2.841)。

ただしこれは一時点での調査です。「ぽかん口だから必ず歯並びが乱れる」という意味ではなく、「関連が見られた」という段落までの結果です。歯並びには遺伝や骨格など他の要素も関わるため、一概に唇が閉じていないことが原因で、不正咬合になるとは言えません。

※単一の幼稚園を対象とした調査であり、骨格のパターンは考慮されていません。

歯の模型で歯並びについて説明する歯科医師

3〜6歳の小児503名を対象とした横断研究において、口唇閉鎖不全は不正咬合と関連が認められた(オッズ比1.838、95%信頼区間1.189〜2.841、P<0.01)。(※引用元要約)

歯ぐきの炎症・口臭・むし歯との関係

お口で呼吸をすると、空気が通り続けることで口の中が乾きやすくなります。だ液には汚れを洗い流したり、細菌の働きを抑えたりする役割があるため、乾いた状態が続くとその力が働きにくくなります。

2026年に報告された系統的レビュー(複数の研究をまとめて検討したもの/横断研究11件)では、口呼吸のあるお子様で歯ぐきからの出血、歯垢(プラーク)の付着、歯ぐきの変化が増える傾向が確認されています。

一方でむし歯との関連については「限定的なエビデンス」とされており、はっきり結論が出ているわけではありませんが、「口呼吸だからむし歯になる」と言い切れる段階ではない、というのが現時点での正確な理解です。ただし、リスクがないとは言えません。

お口の乾きは、口臭が気になる原因の一つとしても挙げられます。朝起きたときのにおいが気になる、というご相談は少なくありません。

歯科衛生士による子どもの歯みがき指導

横断研究11件を対象とした系統的レビューにおいて、口呼吸のある小児・思春期では歯肉からの出血、プラークの蓄積、歯肉の変化の増加が認められた。齲蝕については、初期病変および進行した病変に限って関連が示されるという限定的なエビデンスであった。(※引用元要約)

子供の口呼吸の原因は3つに切り分けて考える

①鼻の問題(鼻づまり・アレルギー性鼻炎・アデノイド)

まず確認したいのが、鼻で呼吸できているかです。鼻がつまっていれば、お口で呼吸するしかありません。この場合、いくらお口を閉じる練習をしても根本的な解決になりません。

お子様の鼻がつまる原因としては、アレルギー性鼻炎、慢性的な鼻炎、のどの奥にあるリンパ組織(アデノイド)や扁桃が大きいことなどが挙げられます。

「子供の口呼吸は鼻づまりから」と検索される方が多いのは、実際にこのケースが少なくないからです。鼻に原因がある場合は、歯科より先に耳鼻咽喉科でのご相談が適切です。

口を開けて寝る子供

②口を閉じる力の弱さ・舌の位置・癖

鼻で呼吸できるのに、お口が開いてしまうことがあります。この場合は口唇閉鎖力——唇を閉じ続ける力が弱いこと、舌の位置が下がっていること、指しゃぶりや爪を噛む癖などが関わっていると考えられます。

唇を閉じるには、口の周りの筋肉を使い続ける必要があります。この力が弱いと、少し気をゆるめたときにお口が開いてしまいます。「気をつけて」と声をかけても長く続かないのは、意識の問題ではなく力が続かないからというケースもあるのです。

このタイプは、歯科でお口の機能を確認し、トレーニングで育てていく対象になります。

指しゃぶり子供

③歯並び・骨格の問題

前歯が出ていて唇が閉じにくい、上下の前歯が咬み合わずに開いている(開咬)といった場合、歯並びや顎の形そのものが唇を閉じにくくしていることがあります。

この場合はお口の機能と歯並びの両方が関わっているため、機能を育てるアプローチと並行して、歯並びの状態も確認していきます。

ここで大切なのは、3つの原因はどれか1つとは限らないということです。鼻がつまっていて、その結果お口の周りの筋肉が育ちにくく、歯並びにも影響が出ている——といった重なり方をすることもあります。だからこそ、順番に切り分けていく必要があります。

ご家庭でできる原因の見分け方

  • お口を閉じたまま、鼻だけで30秒ほど静かに呼吸できるか
  • 寝ているときにいびきをかいていないか、息が止まる様子がないか
  • くしゃみ・鼻水・鼻をこする仕草が季節を問わず続いていないか
  • 「閉じてね」と伝えると閉じられるが、すぐに開いてしまうか
  • 前歯が出ている、上下の前歯が咬み合っていないなど、見た目の変化があるか

※この確認はあくまで目安です。ご家庭での判断だけで原因を決めず、検査のうえでご相談ください。

口腔内スキャナーで歯並びを確認する様子

子供の口呼吸は何科に相談する?歯科と耳鼻咽喉科の使い分け

先に耳鼻咽喉科をお勧めするサイン

「子供の口呼吸は何科?」と悩まれる方も多いと思います。何科にかかるかは原因によって変わります。以下の表を参考に、何科にかかるべきか、ご検討の材料にしてください。

こんなサインがあるとき まずご相談いただきたい先
いつも鼻がつまっている 耳鼻咽喉科。鼻で呼吸できる状態を整えることが先になります。
いびき・睡眠中に息が止まる様子 耳鼻咽喉科・小児科。睡眠中の呼吸に関わるため、先に確認が必要です。
鼻水・くしゃみが年間を通して続く 耳鼻咽喉科。アレルギーの関与を確認します。
鼻は通るのに口が開く 歯科。お口の機能や癖、歯並びを確認します。
前歯が出ている・前歯が咬み合わない 歯科。歯並びとお口の機能の両面から確認します。

※判断に迷う場合は、どちらから相談されても構いません。歯科で拝見して鼻の関与が疑われる場合は、耳鼻咽喉科へご紹介することも可能です。

カウンセリングルームで相談する保護者と歯科医師

歯科が行うお口の機能を育てる取り組み

鼻の通りに問題がないのに、それでもお口が開いている場合は、歯科でお口の機能を確認し、必要なら育てる練習に進むところから始められます。

ご相談の時期について、はっきりした「この年齢から」という決まりはありません。ただ、お口の機能を育てる取り組みは言葉での説明を理解して自分で練習に取り組める年齢から進めやすくなります。おおむね就学前後が目安ですが、これは必要に応じて小児矯正による介入を検討できるタイミングでもあります。

また、乳幼児健診や学校歯科健診で「口唇閉鎖不全」「お口が開いている」と指摘されて受診されるお子様もいらっしゃいます。指摘を受けた場合は、その内容をお持ちいただくと確認がスムーズです。

アップル歯科八尾では小児歯科でお子様のお口の状態を確認しています。歯並びのご相談については、初診から無料相談を行っています。

小児歯科で診療を受ける子ども

子供の口呼吸の治し方|まずお口の機能を育てることから

子供の口呼吸、歯科では保険で受診できる?

歯科の検査で見るのは、お口が閉じられない理由がどこにあるかです。唇を閉じる力、舌の位置や動き、鼻で息ができているか、食べるとき・話すときの様子、歯並びや咬み合わせ——これらを合わせて確認します。原因が一つに決まらないことも多いため、どこから手をつけるかを整理していきます。

そして、あまり知られていない大切なポイントが費用です。お子様のお口の機能が十分に育っていない状態は口腔機能発達不全症として扱われ、その管理や機能を育てるトレーニング、むし歯の治療、舌の下のひも(舌小帯)の手術などは健康保険の対象です。

一方で、矯正装置を使って歯並びを治す治療は、保険の対象には含まれません。ここは分けて考える必要があります。

「ぽかん口を治したい」というご相談に対して、最初から高額な治療のお話になるとは限りません。まずは保険の範囲でお口の機能を確認し、育てていくところから始められるということを知っておいていただきたいです。

受付で費用について説明を受ける保護者

口腔機能発達不全症の治療は、食べる・話すなどの機能の向上を目的とするもので、歯並びの改善を目的としたものではありません。機能向上のトレーニング、むし歯の治療、舌小帯の手術は健康保険の対象ですが、矯正装置による歯並びの治療は含まれません。(※引用元要約)

口を閉じる力を育てるトレーニング(MFT)

お口の周りの筋肉の使い方を整えていく方法を口腔筋機能療法(MFT)といいます。唇を閉じる力、舌を正しい位置に置く習慣を、練習を通して育てていく取り組みです。

唇を閉じてボタンを引っぱる「ボタンプル」のように、道具を使った簡単な練習もあります。回数や進め方はお子様の状態によって変わるため、歯科で確認しながら進めます。

効果について、20名(平均7歳7ヶ月)を対象にトレーニングの前後を比べた国内の報告では、口唇閉鎖不全のあるお子様が55%から35%に減少したとされています。

ただしこの報告は20名という小さな規模で、比較のための対照群を置いていない前後比較です。「必ずこれだけ改善する」と言えるものではありません。同じ報告の中でも、練習を続けても機能の改善が十分でなかったケースがあることに触れられています。

効果には個人差があり、続けられるかどうかも大きく関わります。ご家庭の協力が必要になる取り組みです。

ボタンプルのイメージ

MFTを実施した小児20名(男児15名・女児5名、平均年齢7歳7ヶ月)を対象に訓練前後を比較した結果、口唇閉鎖不全のある児は55%から35%、嚥下時の舌突出のある児は100%から50%、構音時の舌突出のある児は95%から60%に減少した。(※引用元要約)

子供の口呼吸、ご家庭でできること

子供の口呼吸について、ご家庭では次のような働きかけが役に立ちます。

ご家庭で取り組めること

  • 食事のとき、お口を閉じてよく噛むよう声をかける
  • 指しゃぶりや爪を噛む癖があれば、叱らずに少しずつ回数を減らしていく
  • 鼻がつまっているときは、まず鼻の状態を整えることを優先する
  • 歯科で教わった練習を、短時間でも毎日続ける

よくお伺いするのが、市販の「口を閉じるテープ」についてです。

結論から申し上げると、鼻がつまっている状態で口をふさぐ使い方は適していません。鼻で呼吸できないお子様の口をふさげば、呼吸そのものを妨げてしまいます。順番として、まず鼻で呼吸できる状態かどうかの確認が先です。

また、テープを貼っている間だけ口が閉じていても、唇を閉じる力そのものが育つとは限りません。お子様への使用を検討される場合は、自己判断で始めず、事前にご相談いただくことを推奨します。とくに就寝中の使用は注意が必要です。

家庭でのケアについて説明を受ける保護者

矯正装置の検討は、機能の変化を見てから

「ぽかん口は矯正で治りますか」というご質問もいただきます。歯並びや骨格が唇の閉じにくさに関わっている場合、歯並びの治療が選択肢になることはあります。

ただし日本小児歯科学会は、お口の機能を育てる治療と矯正治療は別のものであると明確に示しています。そして「食べ方や話し方が気になるときには、まずは機能へのアプローチをお勧めします。矯正治療の検討は、治療の効果をみてから行っても遅くはありません」としています。

当院もこの考え方に沿ってご説明しています。ぽかん口のご相談に対して、はじめから矯正装置をお勧めすることはありません。まず原因を確認し、機能を育てる取り組みから始めて、その変化を見たうえで小児矯正という選択肢を一緒に検討します。

参照:日本小児歯科学会「口腔機能発達不全の治療に関する重要なお知らせ〜口腔機能を育てる治療と矯正治療との関係について〜」

小児矯正で使うマウスピース型の装置

子供の口呼吸・ぽかん口は、原因を見極めることから

この記事の要点

  • ぽかん口は口唇閉鎖不全と呼ばれ、3〜12歳の調査では約3割に見られたと報告されている
  • 年齢が上がるほど割合が高くなる傾向があり、待っていれば必ず閉じるとは言えない
  • 原因は①鼻 ②お口の周りの筋肉や癖 ③歯並び・骨格の3つ。重なることもある
  • 鼻づまり・いびきがあるときは先に耳鼻咽喉科。鼻は通るのに開くなら歯科
  • 歯並びとの関連は報告されているが、「必ず歯並びが乱れる」わけではない
  • むし歯との関連は限定的で、歯ぐきの炎症やプラークの付着との関連のほうが示されている
  • お口の機能を育てる治療は保険診療で始められる。矯正装置による治療は保険の対象外
  • 学会の考え方に沿い、まず機能へのアプローチ、矯正の検討はその後
  • 市販の口を閉じるテープは、鼻がつまっている状態では適さない。相談のうえで判断する

お子様のぽかん口は、めずらしいことではありません。ただ「よくあること」で終わらせず、どこに原因があるのかを一度確認しておくことには意味があります。原因がわかれば、いま必要なことと、まだ急がなくてよいことが分かれます。

アップル歯科八尾では、お子様のお口の状態の確認から、機能を育てる取り組みのご相談まで対応しています。健診で指摘された、家で気になっている、という段階でも構いません。予防歯科・定期検診のご来院にあわせてご相談いただくこともできます。

笑顔の子どもと歯科スタッフ

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子供の口呼吸・ぽかん口のよくある質問

Q. 子供の口呼吸は治りますか?
A. 治療や訓練で治る場合はあります。鼻づまりが原因であれば、鼻の状態が整うことでお口が閉じやすくなることがあります。お口の周りの筋肉が関わっている場合は、トレーニングによって改善が見られたという報告があります。ただし効果には個人差があり、必ず治るとお約束できるものではありません。
Q. 子供の口呼吸は何科に相談すればいいですか?
A. いつも鼻がつまっている、いびきをかく、鼻水やくしゃみが年間を通して続く、といったサインがあるときは、先に耳鼻咽喉科でのご相談をお勧めします。鼻は通るのにお口が開いてしまう場合、また前歯が出ている・前歯が咬み合わないといった場合は歯科でご相談ください。迷われる場合はどちらからでも構いません。
Q. 口を閉じるテープを子供に使ってもいいですか?
A. 鼻がつまっている状態でお口をふさぐ使い方は適していません。呼吸そのものを妨げてしまうためです。またテープを貼っている間だけお口が閉じていても、唇を閉じる力が育つとは限りません。お子様への使用を検討される場合は自己判断で始めず、とくに就寝中の使用については医師に相談してから行いましょう。
Q. お口が閉じないのは何かの病気なのでしょうか?
A. 病気とは限りませんが、それが原因で病気を引き起こしたり、不正咬合という悪い歯並びになる可能性もあります。安静時に唇が閉じない状態は「口唇閉鎖不全」と呼ばれ、3〜12歳を対象とした国内の調査では約3割に見られたと報告されており、まれな状態ではありません。
Q. お口の機能を育てる治療に保険は使えますか?
A. 口腔機能発達不全症に対する管理や機能向上のトレーニング、むし歯の治療、舌小帯の手術は健康保険の対象です。一方で、矯正装置を使って歯並びを治す治療は保険の対象に含まれません。費用は検査の内容によって変わりますので、料金表をご確認いただくか、ご相談時にお尋ねください。
Q. 何歳から相談できますか?
A. 「この年齢から」という決まりはありません。お口の機能を育てる取り組みは、説明を理解して自分で練習に取り組める年齢から進めやすくなり、おおむね就学前後からご相談いただくケースが多いですが、これは目安です。乳幼児健診や学校歯科健診で指摘された段階でのご相談も歓迎しています。

お子様のお口のことは、気になった段階でご相談ください

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この記事の編集・責任者は歯科医師の中田稜です。

歯科医師 中田 稜

略歴
2022年 大阪大学 歯学部 卒業
2022年 医療法人社団アップル歯科クリニック入社
2022年 明石アップル歯科 勤務
2023年 三宮アップル歯科 勤務
2025年 三宮アップル歯科 副院長就任
2026年 アップル歯科八尾 院長就任
セミナー
モリタプラクティスコース
DXGCハンズオンセミナー
i6
LSGP神戸
iクリニカルエンド
アップル歯科八尾の院長

近鉄八尾駅前の歯医者 アップル歯科八尾

  • 〒581-0803 大阪府八尾市光町1丁目39−1 八尾ターミナルホテル北館 1階
  • 現在は現金の他、クレジットカード(VISA・Master・JCB・AMEX)がご利用いただけます。 今後1〜2ヶ月で各種クレジットカード・電子マネーが順次利用可能になります。

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