定期検診・予防歯科

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歯の定期検診

お口の健康を守る「歯の定期検診」

歯の定期検診とは

虫歯や歯周病は、痛みなどの症状が出てから治療を始めるよりも、悪くなる前に見つけて予防していく方がお口にも身体にも大きなメリットがあります。症状が現れてからでは、治療にかかる時間や費用、身体への負担が大きくなってしまうためです。当院では、治療が完了してお口の中が健康な状態になった患者様に、その状態をできるだけ長く維持するための「歯の定期検診」をご案内しています。

定期検診は、何かを治すための治療ではなく、健康な状態を保つために行う歯科的なケアです。お口の中の検査、歯石の除去、歯のクリーニング、フッ素塗布、ブラッシング指導など、ご自身では行えないさまざまな処置を組み合わせて、お口の健康を継続的にサポートします。こうした予防的なケアを習慣にしていただくことで、虫歯や歯周病の発生・再発を防ぎやすくなります。

定期検診で口腔内をチェックする歯科衛生士

健康な歯を、長く一緒に

虫歯や歯周病の治療を受け、また悪くなったら治療するというような「悪くなってからの場当たりな治療」を続けていると、徐々に歯の健康を自力で維持することが難しくなっていきます。とくに永久歯は、一度治療で削ってしまうと元には戻りません。何度も治療を繰り返すうちに歯質が少なくもろくなり、やがて抜歯せざるを得ない状態へと進んでしまうこともあります。

定期検診の大きな目的のひとつは、「8020運動はちまるにいまるうんどう」と呼ばれる80歳になっても20本以上の歯を残すことです。健康な歯の本数が多いほど健康寿命にも良い影響があることが、さまざまな研究で明らかになっています。近年の調査では8020の達成者は5割を超えている(※1)ものの、まだまだ多くの方が早い段階で歯を失っているのが現状です。当院では、悪くなる前に予防する習慣を一緒につくっていくことを大切にしています。

健康な歯で健康な高齢者

※1)8020達成者の割合(80歳で20本以上の歯を有する者の割合)は、75歳以上85歳未満の20本以上歯を有する者の割合から51.6%と推計され、前回調査時(51.2%)とほぼ同じであった。

定期検診で行うこと

虫歯のある歯のイラスト

虫歯のチェック

歯科医師による視診とレントゲン撮影で、お口の中に新しい虫歯ができていないかを確認します。初期の虫歯は痛みなどの自覚症状がほとんどなく、ご自身では気づきにくいもの。定期的にプロの目でチェックすることで、早い段階での対応が可能になります。

ごく初期の虫歯であれば、フッ素や日々のセルフケアでの経過観察をご提案することもあります。

歯周病の疑いがある歯のイラスト

歯周病のチェック

歯周ポケットの深さを測定し、歯茎の状態や歯を支える骨に変化がないかを確認します。歯周病は痛みが出にくく、気づいたときには進行していることもある病気です。

とくに30代以降はリスクが高まるため、年に一度はレントゲンで歯槽骨の状態を確認することで、初期の変化を見逃さずに対応できます。

銀歯の被せ物が入った歯

治療した歯のチェック

過去に治療をして詰め物や被せ物が入っている歯は、その境目から新たに虫歯ができやすい場所のひとつです。詰め物・被せ物自体も経年で少しずつ劣化や変形が起こることがあるため、欠けやズレ、隙間がないかを丁寧に確認します。

治療した歯を長持ちさせることも、お口全体の健康を守る大切なポイントです。

歯のクリーニング

歯のクリーニング

毎日のセルフケアでは取り除ききれないプラークや歯石、着色汚れを、専用の器具を使って歯科衛生士が丁寧にお取りします。歯石が付着しているとそこにさらに汚れがつきやすくなり、口臭の原因にもなるため、定期的なクリーニングはお口の健康を守るうえで重要な処置です。

施術後は歯の表面がつるつるになり、汚れもつきにくい状態に整います。

健康を保つ2つのケア

プロフェッショナルケア

定期検診のように、歯科医師や歯科衛生士が専門の器具と技術を使って行うケアを「プロフェッショナルケア」と呼びます。歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間や歯周ポケットの中の汚れ、ご自身では取り除けない歯石などを、専用の器械で丁寧に取り除いていきます。当院では3〜4ヶ月に一度の頻度を目安にご案内していますが、お口の状態によって最適な間隔は異なります。

プロフェッショナルケアは、定期検診として保険診療の範囲で受けていただくことが可能です。費用を抑えながら継続できる仕組みになっていますので、無理なく続けやすい予防の習慣として、ぜひ取り入れていただければと思います。

プロフェッショナルケアを行う歯科衛生士

ご家庭でのセルフケア

どれほど丁寧にプロフェッショナルケアを受けていても、その合間のセルフケアが不十分だと、虫歯や歯周病は少しずつ進行していきます。毎日の歯磨きを基本に、デンタルフロスや歯間ブラシで歯と歯の間の汚れを落とすこと、必要に応じてマウスウォッシュを補助的に使うこと、これらを組み合わせていただくと、汚れの取り残しがぐっと減ります。

歯磨き粉は、虫歯予防効果を最大限に得られるよう、フッ素濃度の高いものを選んでいただくのがおすすめです。日本で販売される歯磨き粉に配合できるフッ素の上限は1,500ppmと定められており(※2)、1,450ppm配合のものが一般的に多く市販されています。お子様には年齢に応じた濃度の歯磨き粉を、大人の方には高濃度フッ素配合のものを選ばれると、毎日の歯磨きでより効果的な予防が期待できます。当院でも患者様に合った歯ブラシや歯磨き粉のご提案を行っていますので、お気軽にご相談ください。

歯ブラシでセルフケアを行う女性

※2)2017年3月には、フッ化物配合歯磨剤のフッ化物イオン濃度の上限を1,500ppmとする高濃度フッ化物配合歯磨剤の医薬部外品としての市販が、厚生労働省により新たに認められたところである。

予防歯科について

歯の健康を維持する予防歯科

予防歯科とは

虫歯や歯周病は、症状が進んでから治療するよりも、悪くなる前に見つけて手を打つことの方が、お口にも身体にも大きな意味があります。痛みが出てからの治療には、時間や費用の負担に加え、お身体への影響も少なくありません。当院では、治療を終えてお口が健康な状態に戻った患者様に、その状態を長く保つための「予防歯科」をご案内しています。

予防歯科とは、虫歯や歯周病といったトラブルを治すことを目的とした治療ではなく、健康な状態を守り続けるための取り組みです。定期的に歯科医院で受ける検診や歯のクリーニング、歯磨き指導といった処置を通じて、トラブルを未然に防いでいきます。近年は、お口の健康が全身のコンディションや生活の質(QOL)にも深く関わっていることが分かってきており、日常的なケアを積み重ねていく予防中心の歯科医療が注目されています。

歯の模型と予防歯科のイメージ

より多くの歯を残すために

近年は予防歯科への意識が高まってきており、お口の健康を保つために定期的に通院される方も増えてきています。実際、令和6年に行われた厚生労働省の歯科疾患実態調査では、80歳で20本以上の歯を残している方(8020達成者)の割合がはじめて6割を超え、61.5%に達したことが報告されました(※1)。これはこれまでの調査から徐々に伸びた数値で、「年を重ねれば歯を失うのは当然」とは言い切れない時代になってきていることを示しています。

とはいえ、年齢を重ねるとともに歯を失うリスクが高くなる傾向そのものは依然として残っています。若いうちから繰り返し虫歯の治療をしてしまったり、歯磨きの習慣が身についていなければ、歯は少しずつ弱くなってやがて失われます。ご自身の歯で生涯を健康に過ごしていただくためにも、虫歯や歯周病の予防に早い段階から取り組むことが大切です。

調査年別の8020達成者の割合

※1)8020達成者(75歳以上85歳未満の数値から推計)は61.5%であった(20ページ表17、図17)。参考)前回の調査結果(令和4年)は51.6%であった。

歯科医院で行う予防歯科

歯石取りを行う歯科衛生士

歯石取り(SC)

歯石取り(スケーリング)は、予防歯科や歯周病治療の基本となる処置のひとつです。プラークが唾液中のミネラル成分と結びついて石灰化したものを「歯石」と呼び、いったん歯石になってしまうと、ご自宅での歯磨きでは取り除くことができません。

歯石は丁寧に歯磨きをされている方でも、数ヶ月かけて少しずつ溜まっていきます。放置していると歯周病の進行する大きな原因になるため、健康な方でも定期的にお口の中をチェックして、歯石を取り除くことが大切です。

歯磨き指導を行う歯科衛生士

歯磨き指導(TBI)

毎日のセルフケアが正しく行えているかどうかを確認したうえで、磨き残しの傾向や、より効果的なブラッシング方法をお伝えする処置です。同じ時間をかけて歯磨きをしていても、磨き方や順序によって効果には大きな差が出ます。

歯ブラシの当て方や動かし方は、ご自身ではなかなか客観的に確認できないものです。定期的にTBIを受けて磨き方のクセを見直していくことで、ご自宅でのケアの質が高まり、お口の健康をより長く保つことにつながります。

歯周病検査のプロービングの様子

歯周病検査

「プローブ」と呼ばれる細い器具を使って、歯と歯茎の間にある歯周ポケットの深さや、軽い刺激での出血の有無を調べる検査です。健康な歯茎の場合、歯周ポケットの深さはおよそ3mm以内に収まり、引き締まった状態を保っています。

歯周病が進行していたり、歯茎に炎症が起きていたりすると、ポケットが4mm以上に深くなったり、検査時に出血しやすくなったりします。歯周病は痛みが出にくい病気なので、こうした客観的な検査によって状態を把握することが、早期の対応につながります。

ご自宅でできる予防歯科

歯磨きを行う女性

歯磨き

セルフケアの基本となるのが、毎日の歯磨きです。お口の中の汚れを物理的に取り除くもっとも回数の多いケアで、日々の健康意識にも直結する習慣でもあります。

当院では、お口の状態に合わせた歯ブラシのご提案や、虫歯予防に効果的なフッ素配合の歯磨き粉のご紹介も行っております。何を選んだらよいか迷われたときは、お気軽にスタッフへお声がけください。

デンタルフロス

デンタルフロス・歯間ブラシ

歯ブラシだけでは、歯と歯のあいだに残ったプラークや食べかすを取りきることは難しいものです。フロスや歯間ブラシといった補助清掃用具を併用していただくことで、汚れの取り残しを大きく減らすことができます。

歯と歯のあいだは虫歯や歯周病が始まりやすい場所のひとつなので、磨き残しの多い部分を意識的にケアすることが、毎日の予防効果を高めることにつながります。

マウスウォッシュ

マウスウォッシュ

マウスウォッシュは、含まれる殺菌成分の作用によって、虫歯や歯周病、口臭の予防を補助してくれるアイテムです。清涼感もあり、お口の中の不快感をリフレッシュできる手軽さも魅力です。

ただし、マウスウォッシュはあくまで歯磨きとフロスを基本としたケアの「補助」として位置づけられるものです。うがいだけで汚れが落ちるわけではないため、基本のセルフケアを行ったうえで取り入れていただくのが効果的です。

シュガーレスガム

シュガーレスガム

砂糖を使っていないシュガーレスガムは、噛むことで唾液の分泌を促し、お口の中の自浄作用を高める効果が期待できます。特にキシリトールを多く含むガムには、虫歯の原因菌のエネルギー源にならず、虫歯予防に役立つことが報告されています。

ただし、キシリトール以外の甘味料が多く含まれている製品もありますので、購入の際は成分表示を確認していただくのがおすすめです。食後の補助的なケアとして、上手に取り入れてみてください。

予防歯科の実践

セルフケア・プロケアを組み合わせる

「毎日きちんと歯磨きをしているから大丈夫」と感じていらっしゃる方も、実際には歯ブラシでは届かない部分にどうしても汚れが残ってしまうものです。歯と歯のあいだ、歯と歯茎の境目、奥歯の裏側などは磨き残しが起きやすく、放置するとプラークが歯石へと変化し、歯周病のきっかけになっていきます。

ご自宅でのセルフケアが「毎日の汚れをこまめに落とすケア」だとすれば、歯科医院で行うプロケアは「ご自身では届かない汚れをリセットし、磨き残しによる影響を防ぐケア」です。この2つを組み合わせていただくことで、虫歯や歯周病をより確実に、そして長期的に防ぐことができます。ご自宅でのケアを最大限に活かすためにも、定期的に歯科医院でのプロケアを取り入れて、お口の健康を守っていきましょう。

予防歯科でプロケアを行う歯科衛生士

この記事の編集・責任者は歯科医師の中田稜です。

歯科医師 中田 稜

略歴
2022年 大阪大学 歯学部 卒業
2022年 医療法人社団アップル歯科クリニック入社
2022年 明石アップル歯科 勤務
2023年 三宮アップル歯科 勤務
2025年 三宮アップル歯科 副院長就任
2026年 アップル歯科八尾 院長就任
セミナー
モリタプラクティスコース
DXGCハンズオンセミナー
i6
LSGP神戸
iクリニカルエンド
アップル歯科八尾の院長

歯のクリーニング

歯科医院で受ける歯のクリーニング

歯のクリーニングとは

歯科医院で行うクリーニングとは、歯ブラシだけでは落としきれない汚れを専門的な器具で取り除き、お口の中を清潔な状態に整える処置のことです。毎日の歯磨きもセルフクリーニングのひとつですが、歯と歯のすき間や歯茎との境目など、ご自身のケアでは手の届きにくい場所には、どうしても汚れが残ってしまいます。

こうした磨き残しが少しずつ積み重なると、やがて細菌のかたまりである歯垢(プラーク)が定着し、虫歯や歯周病、口臭の原因になっていきます。歯のくすみや着色が気になる方、しばらく歯医者に行っていないという方は、一度専門的なクリーニングでお口をリセットしていただくと良いと思います。

歯のクリーニングを行う歯科衛生士

セルフケアと専門的クリーニングの違い

ご自宅での歯磨きと歯科医院でのクリーニングはそれぞれ役割が異なります。毎日のセルフケアは、その日についた汚れをこまめに落とすための習慣です。歯科医院でのクリーニングは、セルフケアでは取りきれずに蓄積してしまった汚れを、専門知識を持った歯科衛生士が専用の器具を用いてまとめてリセットする役割を担っています。

どれだけ丁寧に歯を磨いていても、磨き残しをゼロにすることはできません。ただし、定期的に専門的なクリーニングを受けていれば、汚れが歯石になって悪さをする前に取り除くことができます。セルフケアとプロのケア、この両方を組み合わせる事が、お口の健康を長く保つうえで大切です。

専門的クリーニングで使用するエアフロー

クリーニングで取り除くお口の汚れ

歯に付着した歯垢

歯垢(プラーク)

歯垢は、食べ物に含まれる糖分などを栄養にして増えていく細菌のかたまりです。やわらかそうに見えますが粘着性が強く、うがい程度では落とすことができません。

歯と歯のあいだや歯茎の境目など、歯ブラシの届きにくい場所に溜まりやすいのが特徴です。歯垢のうちは歯磨きで落とせるため、こまめに取り除くことが何よりの予防になります。

歯石が付着した歯

歯石(しせき)

歯垢が取り除かれないまま放置されると、唾液中のカルシウムなどの成分と結びつき、2〜3日ほどで石のように硬い歯石へと変化します。歯石になってしまうと、ご自宅での歯磨きでは取り除けません。

歯石の表面はざらざらしているため、さらに歯垢を呼び込みやすく、口臭や歯周病を進行させる原因になります。安全に取り除けるのは歯科衛生士によるクリーニングだけです。

着色して汚れた歯

着色汚れ(ステイン)

コーヒーや紅茶、緑茶、赤ワイン、タバコのヤニなど、色の濃い飲食物を頻繁に摂ると、歯の表面に着色汚れ(ステイン)が付きやすくなります。

着色汚れは見た目の印象を損なうだけでなく、歯の表面をざらつかせて汚れを溜めやすくします。毎日の歯磨きでは落としにくいため、歯科医院でのクリーニングで取り除くことをおすすめします。

歯のクリーニングとホワイトニングの違い

保険診療で受けるクリーニング

歯垢や歯石の付着は誰にでも起こるもので、放置すれば歯周病を招いてしまいます。そのため、歯石の除去を目的としたクリーニングは、基本的に保険診療の範囲で受けることができます。

具体的には、歯に付着した歯石を取り除くスケーリングや、歯茎よりも下に隠れた歯石を取り除くSRP(スケーリング&ルートプレーニング)などがあります。保険診療のクリーニングで目指せるのは、歯が本来持つ自然な白さを取り戻すことです。汚れや着色を落として、清潔な状態に整えるための処置だとお考えいただくと良いと思います。

保険診療のクリーニングで歯石を取り除く様子

自由診療で目指すより白い歯

一方で、歯そのものをより白く美しくしたいという場合には、ホワイトニングという選択肢があります。ホワイトニングは薬剤の力で歯を白くする処置で、病気を治すための治療ではないため、自由診療(全額自己負担)の扱いとなります。

クリーニングで落とせるのは、あくまで表面に付いた汚れや着色までで、歯そのものの色を明るくすることはできません。ただし、より白い歯を目指したいという方には、ホワイトニングを組み合わせていただくことで、ご希望に近い見た目に近づけることができます。当院でも対応しておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

》当院のホワイトニングについて(自由診療)

ホワイトニングを行う歯科衛生士

定期的なクリーニングで歯と全身を守る

3〜6ヶ月に1回のクリーニングを

クリーニングは、一度受けたら終わりというものではありません。どれだけ丁寧にケアをしていても、歯垢や歯石は時間とともに少しずつ溜まっていきます。そのため、お口の状態にもよりますが、3〜6ヶ月に1回を目安に定期的なクリーニングを受けていただくことをおすすめしています。

定期的にクリーニングを受けていただくと、虫歯や歯周病を早い段階で見つけられるだけでなく、口臭の予防にもつながります。さらに近年は、歯周病が糖尿病や心臓の病気など、全身の健康とも関わっていることが分かってきています。お口を清潔に保つことは、お身体全体の健康を守ることにもつながると考えられています。

歯石が気になる方、しばらくクリーニングを受けていないという方は、まずはお気軽に当院にご相談ください。

定期検診のカウンセリングを行う歯科衛生士

デジタル歯科検診(自由診療)

デジタル機器を使った精密な検査

デジタル歯科検診とは

歯科治療の多くは、目で見える範囲のお口の状態を確認しながら進めていきます。ただし、お口の中で起きているすべての問題が、肉眼で見えるわけではありません。歯と歯のあいだにできた小さな虫歯や、歯茎の中に埋まった親知らずの向き、顎の骨の厚みや神経の位置などは、見た目だけで正確に判断するのが難しい部分です。

当院のデジタル歯科検診は、こうした見えにくい部分を歯科用CTや口腔内スキャナーなどのデジタル機器で詳しく調べ、現在のお口の状態を立体的に把握するための検査です。撮影したデータをもとに、今あるトラブルだけでなく、これから起こりうるリスクまで含めて確認することができます。

口腔内スキャナーを使用する歯科医師

デジタル歯科検診の費用

デジタル歯科検診は、病気を治すための検査ではなく、お口の状態を詳しく知るための検査です。そのため保険が適用されず、自由診療(全額自己負担)でのご案内となります。あらかじめご了承ください。

ご自身の歯や骨の状態を深く知ることで、今後の予防や健康維持に役立てていただけます。お口の状態をしっかり知りたい方は、お気軽にご相談ください。

デジタル歯科検診

診察時間:60分(自由診療)

1回の施術費用10,000円(税込11,000円)

デジタル歯科検診がおすすめの方

将来のトラブルを防ぎたい方

今は気になる症状がなくても、見えないところで虫歯や歯周病が進んでいることがあります。早い段階で状態を把握しておくことで、予防やセルフケアの見直しに役立てることができます。

親知らずや顎の状態が気になる方

歯茎に埋まった親知らずの向きや、顎の骨の状態は、肉眼では確認できません。抜歯すべきかどうかの判断や、治療方針を決めるうえで役立つ情報を得ることができます。

矯正治療を検討中の方

歯並びや骨の状態を立体的なデータで確認できるため、治療後のシミュレーションや、より精密な治療計画づくりに活用することができます。

デジタル歯科検診でわかること

隠れた虫歯や歯石

歯と歯のあいだなど、目では見えにくい場所にできた虫歯は、通常の確認だけでは見つけにくいことがあります。iTeroに備わった赤外線撮影の機能を使うと、こうした隠れた虫歯の発見に役立てられます。

あわせて、奥歯の裏側など普段は見えにくい部分に残った歯石の付着状況も、画像で確認することができます。

歯並びと矯正シミュレーション

撮影した歯並びのデータをもとに、矯正治療によって歯並びがどのように変化していくのかを、立体的な画像で確認していただけます。

iTeroはマウスピース矯正とも連携しており、シミュレーションの結果を治療計画づくりに活用することができます。

》当院のマウスピース矯正について

咬み合わせの負担

咬み合わせのバランスが崩れていると、特定の歯に強い力が集中し、歯のすり減りや顎への負担につながることがあります。

デジタルデータを使うと、どの部分に咬む力が集中しているかを視覚的に確認でき、歯や顎を守るための対策に役立てることができます。

歯と骨の立体的な把握

歯科用CTやスキャナーで撮影したデータを組み合わせることで、歯茎の中に隠れた歯の根の状態や、顎の骨の形・厚みまで立体的に把握できます。

肉眼では分からない部分まで確認することで、より安全で計画的な治療につなげることができます。

当院で利用できるデジタル機器

歯科用CT

歯科用CT

歯科用CTは、頭部を立体的に撮影できる装置です。通常のレントゲンでは平面でしか確認できなかった骨の厚みや神経・血管の位置、親知らずの向きなどを、三次元の画像で詳しく把握することができます。

抜歯やインプラント、矯正治療など、より正確な診断が求められる場面で力を発揮します。

光学式口腔内スキャナーiTero

口腔内スキャナー(iTero)

口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」は、小型のカメラでお口の中を撮影し、歯や歯茎の状態を立体的なデータとして記録できる機器です。

粘土のような印象材を使わずに短時間で撮影できるため、型取りが苦手な方や嘔吐反射の強い方でも、負担を抑えて検査を受けていただけます。

プライムスキャン

プライムスキャン

プライムスキャンも口腔内スキャナーのひとつですが、特に詰め物や被せ物、インプラントの上部構造といった補綴物ほてつぶつを製作する際に、高い精度を発揮する機器です。

治療の内容に応じてスキャナーを使い分けることで、より精密で適切な治療を目指すことができます。

フェイススキャナー

フェイススキャナー

フェイススキャナーは、お顔をさまざまな角度から撮影して立体的なデータにする機器です。口腔内スキャナーで取得した歯のデータと組み合わせることができます。

これにより、矯正治療や見た目に関わる治療を行ったあとの表情や顔立ちのイメージを、治療前に確認していただくことができます。

検査後はカウンセリングで丁寧にご説明

データをもとにお口の状態をご説明します

デジタル機器による撮影や検査を行ったあとは、その結果をもとに、カウンセリングルームで歯科医師が現在のお口の状態を丁寧にご説明します。立体的なデータや画像を一緒にご覧いただきながらお話しするので、今後気をつけたいポイントや、ご自宅でのケアの方法なども、具体的にイメージしていただけると思います。

検査の結果、治療が必要な部分が見つかった場合は、次回以降に治療へ進んでいただけます。その際は、保険診療・自由診療の両面から複数の治療プランをご提案しますので、十分にご納得いただいたうえで治療を選んでいただけます。お口の状態をしっかり把握しておきたい方、将来のトラブルを防ぎたい方は、まずはお気軽に当院にご相談ください。

デジタル歯科検診のカウンセリングを行う歯科医師

この記事の編集・責任者は歯科医師の中田稜です。

歯科医師 中田 稜

略歴
2022年 大阪大学 歯学部 卒業
2022年 医療法人社団アップル歯科クリニック入社
2022年 明石アップル歯科 勤務
2023年 三宮アップル歯科 勤務
2025年 三宮アップル歯科 副院長就任
2026年 アップル歯科八尾 院長就任
セミナー
モリタプラクティスコース
DXGCハンズオンセミナー
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iクリニカルエンド
アップル歯科八尾の院長

歯の検診・予防歯科のQ&A

歯の検診・予防歯科についてのよくある質問

Q.定期検診ではどのようなことをするのでしょうか?
A.定期検診と聞いても、具体的に何をするのかイメージしにくいかもしれません。当院の定期検診では、まずお口の中全体を視診で確認し、虫歯ができていないか、被せ物や詰め物に不具合がないかをチェックします。続いて歯周ポケットの深さを測り、歯茎の状態や歯石・プラークの付き具合を確認していきます。必要に応じてレントゲン撮影も行い、目では見えない歯の内部や歯を支える骨の状態も把握します。状態の確認が終わったら、歯科衛生士によるクリーニングで、ご自宅では落としきれない汚れや着色を取り除き、最後に毎日のセルフケアのアドバイスをお伝えして終了です。所要時間はおおよそ30分から1時間程度で、痛みの伴う処置はほとんどありません。
Q.毎日しっかり歯磨きしているのに、歯科でのクリーニングは必要なのでしょうか?
A.ご自宅での丁寧な歯磨きはとても大切ですが、それだけでお口の中の汚れをすべて取り除くことは、実はとても難しいものです。歯ブラシだけでは歯と歯の間や歯の裏側、奥歯の溝といった部分にどうしても磨き残しが生じやすく、そこに少しずつプラークがたまっていきます。さらに、磨き残しの一部は時間とともに固まって歯石となり、こうなるとご自身では取り除くことができません。歯科医院で行うクリーニングは、専用の器具と技術を使って、こうしたセルフケアでは届きにくい場所の汚れまで丁寧に取り除く処置です。日々のセルフケアと歯科でのプロのケアを組み合わせることで、虫歯や歯周病のリスクをより効果的に抑えることができます。
Q.デンタルフロスや歯間ブラシは本当に必要ですか?
A.歯ブラシでお口の中をきれいに磨いたつもりでも、歯と歯の間に残る汚れはなかなか取りきれないものです。ある研究では、歯ブラシだけで磨いた場合に取り除けるプラークはおよそ6割程度にとどまり、歯間ブラシやフロスを併用することで8割以上まで高められるとされています。歯と歯の間は虫歯や歯周病が始まりやすい場所のため、補助清掃用具の活用はとても効果的です。ただし、歯間ブラシのサイズが合っていないと、かえって歯茎を傷つけてしまうこともあります。中には使うのが難しいと感じられる方もおられますので、ご自身のお口に合った種類や使い方を、歯科衛生士に一度ご相談いただくと安心です。
Q.歯のクリーニングは痛いですか?歯が削れてしまうことはありませんか?
A.歯のクリーニングは基本的に痛みの少ない処置で、リラックスして受けていただける方がほとんどです。歯科衛生士が専用の器具を使って汚れや歯石を丁寧に取り除いていきますが、健康な歯のエナメル質を削るような処置ではありませんので、ご安心ください。ただし、歯茎に炎症がある場合や歯石が深いところに付着している場合は、処置の際に多少の刺激を感じることがあります。痛みに敏感な方は、施術前にお伝えいただければ、力加減や使う器具を調整して進めます。また、定期的にクリーニングを受けていただいている方ほど一度に取り除く歯石の量が少なく済むため、回を重ねるごとに刺激も少なくなっていく傾向があります。

近鉄八尾駅前の歯医者 アップル歯科八尾

  • 〒581-0803 大阪府八尾市光町1丁目39−1 八尾ターミナルホテル北館 1階
  • 現在は現金の他、クレジットカード(VISA・Master・JCB・AMEX)がご利用いただけます。 今後1〜2ヶ月で各種クレジットカード・電子マネーが順次利用可能になります。

診療時間

曜日
診療開始 9:30 9:30 休診 9:30 9:30 9:30
診療終了 18:30 18:30 休診 18:30 18:30 17:00

休診日:水曜・日曜・祝日 ※日曜・祝日診療は右記診療カレンダーをご覧下さい。

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休診日

日曜・祝日診療

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地図
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  • 近鉄バス 近鉄八尾駅前停留所から徒歩3分
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  • 国道170号線(外環) 新家交差点から車で西へ10分

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